以前からお付き合いのある会社様から出張査定・買取のご依頼を頂きました。
魚の紋様の彫金細工が施された「松原春男」の酒器や、煎茶碗(茶道具)の他、七宝花瓶や錫の器、中国の掛軸や書籍、古い油絵や版画、贈答品などをまとめてお譲り頂きました。
このたびもお声かけ頂きありがとうございました。
なお、下記に作者の経歴を紹介させて頂きます。
【松原 春男】(1907~1982)
金工作家・鍛金家
1931年 東京美術学校に在学中に第12回帝展に出品し「黒味銅打出花瓶」が初入選
1933年 第14回帝展において「黄銅四方花瓶」が入選
1934年 東京美術学校を卒業
同校の卒業後に作家活動に入り、新文展、日展、現代工芸美術展などで活躍
1953年 第八回日展で「鍛金銅花器」が特選となり、朝倉賞を受賞
北原千鹿の最晩年には彼の作品の素地も制作を手掛けた
以上、略歴引用