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ご不用となった品物整理のご依頼で伺いました。
上品な女性の姿が描かれた「アルフォンス・ミュシャ」のリトグラフや、洒落たデザインの絵付けが施された「ローゼンタール」の食器の他、和食器や西洋陶磁器、カトラリーなどをお譲り頂きました。
即日のご依頼でしたが、訪問時間を柔軟にご対応頂きましたおかげで、ご要望にお応えすることが出来ました。
また、本日は午後から天気が崩れ、本格的な雨となりました。
玄関の前に車を止めさせて頂くことができ、品物を濡らすことなく積み込むことが出来ました。
ご協力頂きありがとうございました。
なお、下記に作者および工房についての資料を紹介させて頂きます。
【アルフォンス・ミュシャ】
1860年 チェコスロバキアに生まれる
1975年 故郷の役場で書記となる
1979年 ウィーンで舞台装置工房の助手となり、夜間はデッサン講座に通う
1885年 ミュンヘン美術学校入学
1889年 パリの雑誌「舞台衣装」に女優サラ・ベルナールの挿絵を描く
1893年 タヒチから帰国したゴーギャンとアトリエを共有する
1894年 戯曲「ジスモンダ」に出演するサラ・ベルナールのために最初のポスターを制作
1897年 最初の個展を開催。装飾パネル「4つの花」制作
1901年 装飾パネル「つた」と「月桂樹」制作
1907年 アーモール・カンパニーのためにミュシャ石鹸のパッケージをデザイン
1910年 祖国に戻り、20点に及ぶ大連作「スラヴ叙事詩」を描き始める
1939年 プラハにて死去
以上、略歴引用
【ローゼンタール(Rosenthal)】
1879年に「フィリップ・ローゼンタール」がドイツ南部バイエルン州のエアースロイト城に絵付け工房を開いたのが「ローゼンタール」の始まりとなります。
1891年には良質の陶土を求め、ドイツ磁器生産の中心地ゼルプに工場を設立し、瞬く間にヨーロッパを代表するメーカーになりました。
ローゼンタールは芸術と実用品の融合を目指し、個性溢れるデザインで注目されています。
以上、資料引用