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引っ越し前の品物整理・ご処分のご依頼で伺いました。
雄大な山々を望む光景が描かれた「長谷川富三郎」の木版画や、雪が降り積もり静寂につつまれた穏やかな集落の夜景が描かれた「坂本好一」の銅版画の他、銅器や陶器の花瓶や古い玩具などを買取らせて頂きました。
お客様がご処分を予定していた品物の中にも買取可能な品々があったため、予想以上の買取金額となりお喜び頂きました。
ありがとうございました。
なお、下記に作者の経歴を記載させて頂きます。
【長谷川 富三郎(はせがわ とみさぶろう)】
1910年 兵庫県姫路市に生まれる。
1929年 鳥取県師範学校を卒業し、倉吉市の明倫小学校に勤務する。
1934年 小学校の勤務の傍ら、倉吉の文化団体「砂丘社」同人になり油絵を描くようになる。
そのころに吉田璋也と出会い民芸運動に参加し柳宗悦、河井寛次郎らに師事するようになる
1940年 棟方志功との交友が始まり、戦後、棟方のすすめで板画を始める。
全国的に活動しながらも終生倉吉を本拠にし、鳥取県の芸術の振興に寄与した。
2004年8月19日 敗血症のため死去。
以上、略歴引用
【坂本 好一(さかもと こういち)】
1932年生まれ、栃木県宇都宮市出身。
日本版画協会 春陽会
メゾチント エッチングを得意とする。
以上、略歴引用