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陶器製の飾り額(陶板)の買取のご依頼を頂きました。
お客様は油絵や日本画のような絵画ではないので、お問い合わせ時にはご心配させていました。
当方では陶磁器など幅広く対応していることをお話して、買取り金額を提示させて頂くと、快くお譲り頂きました。
ありがとうございました。
なお、今回、お譲り頂きました作品は「船木研児」(布志名焼)の作品で、民芸調の素朴で温かみのある作風が特徴です。
また、作者の略歴を下記に記載させて頂きます。
【船木 研児(ふなき けんじ)】
1927年 島根県で生まれる
布志名焼窯元・船木道忠の長男として育ち、家業を手伝うために学校を中退して作陶を開始。
濱田庄司に師事し、イギリスに渡りバーナード・リーチの工房で修業を積み、国内外の公募展で活躍する。
伝統の布志名焼の技法とヨーロッパで学んだスリップウェアの技法を使い、具象的な絵柄で独創性の高い作品を制作。
また、江戸時代の古布志名焼の黒釉を現代感覚にあわせて復興に尽力する。
以上、資料引用