遺品買取のご依頼で伺いました。
雄大な雪山を望む光景が描かれた「福王寺法林」のリトグラフや、大胆にデフォルメされた顔が描かれた「池田満寿夫」の版画の他、蒔絵が施された漆器の硯箱や七宝の花瓶、煎茶道具、勲章・コインなどをお譲り頂きました。
事前にご依頼品の写真を送って頂きましたので、スムーズお話を進めることが出来ました。
このたびは、弊社にお声かけ頂きありがとうございました。
なお、下記に作者の経歴を紹介させて頂きます。
【福王寺法林】
本名:福王寺雄一
1920年 山形県米沢市に生まれる
1936年 画家を志して上京
1949年 再興34回日本美術院展に初入選
1955年 田中青坪に師事する。
1960年 日本美術院同人に推挙される。
1969年 院展内閣総理大臣賞
1974年 幼い頃からの夢であったヒマラヤへの取材旅行を始め、これ以降ヒマラヤを扱った作品が増える
1976年 芸術選奨文部大臣賞を受賞
1983年 日本芸術院賞
1994年 日本芸術院会員に推挙
1997年 勲三等瑞宝章を受章
2004年 文化功労者に顕彰される
2012年 2月21日に心不全のため91歳で死去
以上、略歴引用
【池田満寿夫】
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